この記事では、Awesome City Club(オーサム・シティ・クラブ)『夏の午後はコバルト』の歌詞の意味や解釈を考察していきます!
・タイトル:『夏の午後はコバルト』
・作詞:PORIN
・作曲:atagi
・リリース:2021年7月6日
・レーベル:cutting edge
それでは早速、見ていきましょう!
Awesome City Club『夏の午後はコバルト』の歌詞の意味や解釈を考察
やけにしつこい 燃える陽射しに
今 打ちのめされそう
フィクションの街のはざまに
見つけ出した君の気配は特別だ
「やけにしつこい 燃える陽射しに 今 打ちのめされそう」の部分は、望まない強い陽射しが、好きになるはずのない人への恋心と重なっているような気がしました。
また、爽やかなのにどこか夏の暑さにすっきりとしない、少し憂鬱な気持ちも表現されていますね。
「フィクションの街のはざまに 見つけ出した君の気配は特別だ」の部分は、フィクション=虚構・作り話という意味があるように、本当の自分を見せることができずにいた日常の中で、“君”と出会えたことが特別であり、何か素敵なことが起こりそうな予感がします。
笑って誤魔化したって 感じる心
信じるままに生きたいの
全てはわたし次第
「笑って誤魔化したって 感じる心」の部分は、“自分がこんな人好きになるわけがない”と笑って誤魔化してはいるけれど、でも自分のこんな気持ちに嘘は吐きたくない、素直に感じるままに生きていきたいという願望があるように感じます。
「全てはわたし次第」という歌詞から、自分の心に感じるままに生きていきたいと思い始めた様子がうかがえます。
相手と自分の関係がうまくいかずに悩む時もあるのかもしれない。
でも、“自分らしく生きたい”と思う気持ちが、最初の一歩に繋がっているのでしょう。

どこまでもいける 私を見つける
ありのままの歩幅で
失敗も間違いもさらけだしていたい
子どもみたいになって笑う
夏の午後に夢見る
「ありのままの歩幅で」という表現は、ありのままの自分という意味だと思います。
ダメな自分も全てひっくるめて、本当の自分を知ってほしいという気持ちが詰まった恋心を思わせますね。
「子供みたいになって笑う」という部分は、子供のように何も繕わずカッコつけず、まっさらな状態で笑っているという意味なのではないでしょうか。
自分の本当の姿を表している歌詞だと思います。
笑い飛ばされたって 素直な言葉
自由気ままに伝えたいの
イメージのその先へ
自分の素直な気持ちを本気で伝えたところで笑い飛ばされても、自分のありのままの素直な気持ちを相手に伝えたいという強い意志が感じられますね。
「イメージのその先へ」の部分ですが、以前とは違う理想の自分になれたことで、ポジティブな未来がイメージできているのではないかと思います。
流した涙だって 優しい心
作りだしていく そう思うの
過ぎし日々美しく
これまであった悲しい出来事も無駄なことは一切なく、むしろそのような辛い経験をすることで他人に対して優しくなれるということだと思いました。
良いことも悪いことも、いろんなことがあってこそ、過ぎていく毎日が美しいというふうにに解釈しました。

ひと筋の光 コバルトを放ち
ありのままの心で
最高な幸せと見つめ合っていたい
子どもみたいになってはしゃぐ
夏の午後に輝く
「コバルトを放ち」という歌詞から、夏の海や空の色が連想されます。
キラキラと眩しいほどに幸せなのでしょう。
以前は好きな相手と楽しく過ごすことを夢見ている状態だったが、それがついに現実となったことで、日常が輝き出す。
子どものように無邪気にはしゃいでしまうほど、嬉しくてどうしようもない様子が伝わってきますね。
まとめ
私もドラマ『彼女はキレイだった』は毎週観ているのですが、テーマソングが流れてくるとついつい聴き入ってしまいます。
主役である2人の心情と関係性が良い方向へ進んでいくのを予感させるような、そんな歌詞になっていますね。
楽曲のハーモニーと曲調もマッチしていて素敵です!
気になった方は是非チェックしてみてください!
最後までお読み頂き、ありがとうございます(^^)