歌詞考察・解釈・意味

ドラマ「35歳の少女」主題歌『三文小説』歌詞の意味や解釈を考察!井口理の高音が話題!

この記事では、King Gnu(キングヌー)の『三文小説』の歌詞の意味や解釈を考察していきます!

曲情報

・タイトル:『三文小説』

・作詞作曲:常田大希

・リリース:2020年12月2日

・レーベル:Ariola Japan

 

この曲は、日本テレビ系ドラマ「35歳の少女」の主題歌として書き下ろされた、King Gnuの新曲です。

相変わらずの難曲で、井口理さんのハイトーンボイスが話題となっています。

 

King Gnu『三文小説』歌詞の意味や解釈を考察

1番Aメロ①

この世界の誰もが

君を忘れ去っても

随分老けたねって

今日も隣で笑うから

 

怯えなくて良いんだよ

そのままの君で良いんだよ

増えた皺の数を隣で数えながら

 

誰もが自分を忘れ去った世界、こんな世界になってしまったら私はどうするんだろう・・・という、とらえどころのない悲しさを感じます。

ですがその後に「随分老けたね」の部分に続くことで、軽くけなしながらも存在を肯定してくれる人がいるんだ、と慰められたような気持ちになりました。

歳を重ねることへの恐怖に対して、優しく温かく受け止めてくれていますね。

自分という存在は、誰かひとりにでも認識されれば良いという潔さも伝わります。

 

1番Aメロ②

僕らの人生が

三文小説だとしても

投げ売る気は無いね

何度でも書き直すよ

 

誰もが愛任せ

いつまでも彷徨う定め

この小説(はなし)の果ての

その先を書き足すよ

 

“三文小説”という強烈なフレーズに引き込まれます。

他人に何を言われようとも、唯一無二の自分の人生をとことん生き抜く。

“三文小説”なんて自分の人生を表現するのは、決してカッコ悪いことではないと言いたいのではないでしょうか。

周りから何と言われようが、自分は自分という生き方の追い風になりそうな歌詞ですね。

これからの人生を、迷いながら戸惑いながらも生きていくんだという覚悟がみられます。

 

1番Bメロ

真実と向き合うためには

一人にならなきゃいけない時がある

過ちだと分かっていても尚

描き続けたい物語があるよ

 

人生には時に理不尽なことやり切れないこと、目を背けたくなることもあるけど、それも一人で受け止め、受け入れて生きていくんだという気持ちが歌詞に表れていると思います。

自分の気持ちに正直なあまり、それが結果的に“過ち”になってしまうかもしれないけれど、それを分かった上で生きていく、そんな決意のようなものを感じます。

 

1番サビ

あゝ

駄文ばかりの脚本と

三文芝居にいつ迄も

付き合っていたいのさ

 

あゝ

君の不器用な

表情や言葉一つで

救われる僕がいるから

 

相手の不器用さが、かえって「かわいいな」「素敵だな」と思えてしまう人間の性を歌っているのではないかと感じました。

完璧な人よりも、どこか影があったり、癖があったり、なにか人と違う個性を持っているほうが好きになることってありますよね。

世間からみればくだらないことでも、自分としてはすごくかけがえのないもので、大切にしていきたい。

そこに君が存在しているだけで、それはもっと素敵に輝き、もっと人生が豊かになる。

「そう信じていたい」という思いが伝わってくる歌詞です。

 

2番Aメロ

あの頃の輝きが

息を潜めたとしても

随分老けたねって

明日も隣で笑うから

 

悲しまないで良いんだよ

そのままの君が良いんだよ

過ぎゆく秒針を隣で数えながら

 

「あの頃の輝きが息を潜めたとしても」という部分は、すごい速さで移り変わる世の中に、自分自身が取り残されたと自覚した瞬間を表現しているのではないでしょうか。

そのまま歌詞を受け取れば、“年を取る”ということなのでしょうが、ここはそういう単純な意味ではないと思います。

 

若いときはそれだけでただ美しい。

時間は止めることができず、昨日よりも今日、確実に歳はとっていく。

少しずつ老いてゆく。

でも、そばにいるから過ぎてゆく時を一緒に刻んでいこうという想いが表れています。

プロポーズのような言葉に感動しますね。

 

2番Bメロ

止めどなく流るる泪雨が

小説のように人生を何章にも

区切ってくれるから

 

愚かだと分かっていても尚

足掻き続けなきゃいけない物語があるよ

 

この歌詞に、共感できる方は多いのではないでしょうか。

誰しも、どうしようもない哀しいこと辛いことがあり、泪を流すことがありますよね。

ですが、それは長い人生の中のほんの一部であり、人生を止めることはできません。

泣いて悔しかったりカッコ悪いと思った経験が、自分の人生を豊かにしてくれたり新しいステップへ導いてくれることもあります。

 

2番サビ

あゝ

立ち尽くした

あの日の頼りない背中を

今なら強く押して見せるから

 

あゝ

僕のくだらない

表情や言葉一つで

微笑んだ君がいるから

 

不甲斐ない自分に、もどかしい悔しい気持ちが溢れてくるような感じを受けます。

でも、どんなときもどんな状況でも、「君がそばに居てくれたので助けられた」「君の笑顔に救われた」という気持ちが伝わってきます。

2人が、「互いを思いやりながら、幸せな瞬間も困難な出来事も一緒に乗り越えていこう」という気持ちが強く表れている歌詞だと思いました。

 

まとめ

ドラマの台本を読んだ上で作られた楽曲ということで、歌詞がドラマの内容とリンクしていますね。

井口さんのハイトーンボイスが相当ハイレベルなため、なかなか歌える人はいないと思いますが、逆に挑戦しがいがありそうです。

気になった方は是非チェックしてみてください!

最後までお読み頂き、ありがとうございます(^^)

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